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地域格差の大きい下水の現況(2)

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都道府県別下水道処理人口普及率を都道府県別に色分けすると下の図のようになります。下水道普及率40%未満の地域が西日本に集中していることが判 ります。特に四国の普及率の低さは目を覆いたくなる程です。

普及率は大都市を抱えているかどうか、が大きな影響を及ぼしています。これは地域内の人口集中の度合いと深く関係しており、四国4県のように大きな 都市圏を持たず、中小市町村を多く抱えている地域では普及率は低くなっています。同じ税金を支払っても都市整備が行き渡らないのです。

この資料を見る時に注意すべきは下水施設だけではなく浄化槽やコミュニティ・プラントによるものも含まれているという点です。普及率が高いとされる 地域でも本来的な下水処理施設を持たない地域も少なくありません。概ね下水処理施設の恩恵を蒙っているのは都市圏だけといっても過言ではありません。

格差が云われる昨今ですが、目に見えない格差が下水施設だといえるでしょう。


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