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刃口推進工法

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刃口推進工法は推進の基本となる工法です。推進管の先端に刃口を装備し先導体にします。発進立坑に設置したジャッキを使用し、管の後端部を押して地山に圧入します。刃口部の土砂は人力により掘削しながら順次推進管を布設します。

切羽の形状は前面開放型が一般的で土質によってフードを取り替えて対応します。剥き出しの地盤がどうして崩落しないのかというと「テールボイドと呼ばれるアーチ型の力が地盤に作用する」からです。地盤とフードの形状が強く影響します。

地山に作業員が直に接するので自立した地盤でないと非常に危険です。不安定な地盤では薬液注入などの補助工法に加えて圧気装置を併用する必要があります。何れにしても過酷な作業となりますので推進距離は概ね50〜80mまでとなります。

人力掘削は前近代的と思われるでしょうが、地中にある障害物の種類によっては刃口推進工法しか採用できないケースが今でも少なくありません。機械式推進工法も万能ではないのです。

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