捉伸工事

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推進工法の歴史

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1895年頃
アメリカの北太平洋鉄道横断工事に推進工法が採用される。
1948年 国内初の推進工法の採用
本邦初の推進工事は1948年(昭和23年)5月に兵庫県尼崎市で施工されました。現在のJR西日本・東海道本線尼崎駅と尼崎港駅を結ぶ尼崎臨海港線の横断工事です。既に尼崎臨海線は廃線になっていますが、当時は貨物列車を主体に運行されており、これを横断して大阪ガスのガス管を布設する為に実施されました。
当初は仮桁をかけた開削工法での設計でしたが、終戦直後で物資が不足しており、仮設材等は闇でしか調達できない状況でした。そこで試行錯誤の末、仮桁なしでφ600mmの鋳鉄管を押し込み、その中にガス管を挿入するという推進工法の原型となる工法が採用されたのです。
1949年 国内初のヒューム管推進工法を採用(尼崎市発注 阪神本線軌道下横断工事)
1951年 国内初の排水管で推進工法を採用(宝塚市仁川 阪急電鉄今津線横断工事)
1953年 国内初の下水道管に推進工法採用(西宮市発注 阪神国道横断工事)
東日本地区で最初の推進工法採用(東京鉄道管理局発注 南部線横断工事)
1954年
刃口操作による方向修正が大阪市大手前下水道管渠工事で行われる。
1957年 推進用油圧ジャッキの動力化に成功
1960年 国内初のボックスカルバート推進工法を採用(阪急電鉄神戸線軌道下工事)
1963年 横浜市にてセミシールド刃口を試作・実験
1965年
カーブ推進第1号工事を熊本市内で施工
泥水加圧セミシールド推進工法を東京都下水道局が施工
1966年
東京都杉並区西萩窪の国道横断下を内径3.3m×3.5mのボックスカルバートで施工
1973年 推進管の規格JSWAS A2 制定
1974年
下水道標準歩掛(刃口元押し)の制定
1975年 労働省より内径800mm未満の管内作業禁止の通達
1976年
小口径管推進工法(泥土圧式)を開発
1979年〜 小口径管推進工法の普及開始
1981年 泥濃式推進工法が佐賀県で始めて呼び径800mmが採用
1988年 初めて小口径管曲線工法が通信管路に採用。
2004年 国内最長距離1265mの推進工事(呼び径1000mm)が採用
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